2019年04月21日

「Fender USA Jaguar '66(ペグ交換・各部調整)」

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Fender USA Jaguar ’66

1966年製くらいのジャガーです(販売店の記載から判断)
どれくらいから「ビンテージ」扱いになるのか未だにわからないのですが、
60年代の物はそういう目で見られる対象の古いギターということにします

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ブリッジは購入時よりオリジナルからシャーラー製のもの(STM-C)に交換済み

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USA製のピックアップは、ヨーク(金属のギザギザの歯)の高い方が1弦側とのことです
(フェンダージャパン製は6弦側が高い)

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今回は以下、

・クロームメッキのFキーペグからニッケルメッキのクルーソンペグに交換したい
・ハイポジびびりの軽減

となります

Fキーのクロームメッキ感、結構みなさんチープに感じていて安心しました

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ネックデイトから1966年の2月の物と判断するらしいです

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ポットデイトからは1979年の24週目と読み取るらしいです

組み上げまでに10年以上塩漬けにされていたのか、
途中、ポットだけ交換されたのか、
そもそも年代の読み取り方が間違っているのか・・・

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CBS売却後の製造個体(?)でよく見かける黄色味がかったサンバーストの塗装が苦手なのですが、
この個体のように元の色からここまでいい感じに焼け、褪色することも出来るのですね

楽器店で売れ残っている嫌な感じのサンバースト個体は
「そりゃ欲しい人いないよな」という感じでよく見かけただけかもしれません
ネットからの情報も多い昨今、逆生存バイアスで主語が大きくなるのは改めたいところです

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交換するクルーソン製ペグです
クルーソンタイプのペグはよく見ていたのですが、
本家クルーソンのペグは更に無骨な感じです(種類が違う?)

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まっすぐ一列に並べて、取り付け穴を開けました

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「改造してしまうけど骨董価値的に穴まで埋めたくない」という謎の思考により、
元の穴は埋めずにそのままにしました
木地がそのままなのも気になるので蜜蝋ワックスを塗っておきます
(もちろん埋めるが面倒ということもある)

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ペグを取り付けました
交換の理由がほぼ”見た目”だと思うので、ブッシュは流用です
キラキラなメッキもすぐに錆びて統一感が出てくることでしょう

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購入時よりブリッジが交換されていた個体ですし、改造を躊躇うこともないのですが、
多少なり施術に抵抗がある気持ちはこれからも忘れないようにしたいですね

このシャーラー製のブリッジはアンカー穴を一度埋め直した後に、
6弦側をアームユニット側に、1弦側をネック側に開け直しているようで、
ピックガードもそれにあわせて拡張している感じがします

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ブリッジのRが14”に対して、指板Rは12”くらい
古いジャガー はもっときついRと聞いたのですがむしろ緩いくらいに思います
前述のブリッジの施工のこともありますし、
フレット打ち直し・指板修正もされているのかしら?

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フレットが減っています
フレットをレンチ等で叩いてみた音も鈍い感じですし、浮きもあるようなので、
嫌な音がする箇所を叩き直しました

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続けて軽くすり合わせ

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ローラーサドル(ナット)は
「部品も多く、遊びも多い、弦との接触部分も曖昧で立ち上がりの遅い詰まった出音」
という印象のままずっと避けていたのですが(ビザールギターの印象も強い)、
これはめちゃくちゃ普通の使い心地ですね

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かっこよくいい感じに仕上がりました

この楽曲の間奏2:04〜で使わせていただきました(宣伝)
https://nakanoise.bandcamp.com/track/tania
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