2017年01月15日

「ギターをつくろう その14(完成)」

前回の記事>「ギターをつくろう その13(コントロール部・仕上げ)」

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行き当たりばったりで進めたギター作りですので、
使いづらい部分や不必要な部分はある程度の期間モニターしてみないと浮き彫りになりません
当時は「これが完璧で最強」と思っていても好みは変わり、感覚も肥えてきてしまうのでしょう

このフィードバックを反映する速さは「自分のためのギター」の強みかと思うのですが
「弦が切れたらまとめてやる」などと後回しするような輩もいます(わたしです)

〜そして一年後〜
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ついに弦が切れる前にオクターブチューニングが合わなくなりまして、年貢の納め時
重い腰をあげることになりました

まずポジションマークが見づらいですね
良かれと(低予算かと)思って埋めた木の丸棒が脂分を吸って真っ黒でございます
見た目的にもフェンダータイプでポジションマークがないのはパロディ不足が否めません

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視認性とデザインの向上にポジションマークを購入
この少し灰色っぽいやつが可愛くて好みでした
外国のギター向け(?)なのかインチサイズでして、
持ち合わせのドリルの近い径で掘り直し

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エポキシ接着剤にローズウッドの削りカスを混ぜてみます
こうした方がなんとなく接着箇所が目立たなくなるのでしょう

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接着→切削→研磨
フレットを打ったままの作業で不安でしたが、案外なんとかなるものですね
(ポジションマークの切削性がすこぶる良かった)

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塗装が以前より乾燥して硬くなったので、ボディを再度コンパウンドで磨きました
このしっとりと有機的な感じがラッカー塗装の魅力なんでしょうか
怠けた割に気に入ってたりします
(しかし一年も使うとボロッボロですね・・・)

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大きな改善点はポジションマーク埋め直しくらい
前フリからすると拍子抜けしますが、これくらいの作業が後回しにされがちなのです

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うんと見やすくなったポジションマーク
仏作って眼を入れず(ギター作ってポジションマーク入れず)
開眼せねば木の切れも同然と云いますし
だるまの目を入れたような一年越しのめでたさがありますな

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スライドSWプレート部
多弦で低音を扱うので、将来的に拡張用の穴にはバッファON/OFFなぞを搭載したいものです
(パッシブ時の音の散らかり具合をまとめるスイッチみたいな)

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ZO-3のブリッジ
いつかブラス素材でサドルを作ってみたい
しかし現状は不満も出てこないのでこのままです

以上展望終わり


-完成写真-
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BODY: African Mahogay(5P)
NECK: Hard Maple
FINGERBOARD: Indian Rosewood
FRETS: 24 - #152
SCALE: 648 mm / long
NUT: 47 mm(Bone)
NECK RADIUS: R400
TUNING MACHINE: Fender USA Vintage Kluson Tuners
BRIDGE: Hard Tail
PICKUPS: Neck - Original Single, Bridge - DiMarzio
CONTROLS: Volume(250kΩ)×2, Master Tone(250kΩ - .05μF), Tap Tone(250kΩ - .05μF)
SWITCHING: Master Tone & Direct Switch, Rear Pickup Tap & Tap Tone Mode Switch
COLOR: Daphne Blue(みたいな色)

14回に渡る製作記事もこれにて一旦の完結です!
ケガもなく心も折れず、無事完成したことに自分でも驚きました
「他人の為に作らなくて良かった」と思うくらいの愛着なので、これはもうハッピーエンドでしょう
手放すことなく処女作として大事にする所存でございます

さーて、色々とコピーするぞ〜!

好きな楽曲をコピーしたいがためにコピー品を作ったお話 〜完〜


-まとめ-
「ギターをつくろう その1(図面作成・材料調達)」
「ギターをつくろう その2(ネック外周加工)」
「ギターをつくろう その3(指板加工)」
「ギターをつくろう その4(ボディ加工)」
「ギターをつくろう その5(ヘッド・指板アール整形)」
「ギターをつくろう その6(ネックシェイプ・ボディ組み込み)」
「ギターをつくろう その7(フレット打ち・下地塗装)」
「ギターをつくろう その8(ヘッドロゴ作成)」
「ギターをつくろう その9(ナット整形・弦止め製作・弦張り)」
「ギターをつくろう その10(ピックアップ製作・改造)」
「ギターをつくろう その11(組み込み・音出し)」
「ギターをつくろう その12(塗装)」
「ギターをつくろう その13(コントロール部・仕上げ)」
「ギターをつくろう その14(完成)」
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