2017年01月08日

「ギターをつくろう その13(コントロール部・仕上げ)」

前回の記事>「ギターをつくろう その12(塗装)」

全体の塗装も片付きまして完成間近、仕上げの作業

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コントロールキャビティに銅箔テープを貼ります
マステで型を取り、ハサミで切り、底面に貼り、擦り付けて伸ばしました
(キャビティを拡張したので当初用意したボディ用のテンプレートが使えなかった)
側面は深さとテープ幅が丁度良かったのでそのまま貼り付け
なぜか粘着テープ面も導通が取れているので、底面と側面はハンダで継いでません
(酸化してきたらダメかも)

丁寧なノイズ対策というより、ハイエンドギターには付き物の見た目に憧れただけなので、ボリューム・トーン周りだけの施工
下手なシールディングはノイズを引き寄せる温床(アンテナ代わり?)になると聞きますが、一応アースには落としてますし、問題が出るまでは気にしないことにします

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続けて高級機種っぽいこと第二弾
インサートの打ち込み
通販(モノタロウ)でインサートと丸皿小ねじを購入しました
よく開閉するパネルかつプラグの抜き差しをする部分なので、ねじ穴が馬鹿にならないに越したことはないでしょう
ねじの首下長さは5mmくらいが丁度いい感じ
木ネジよりピッチが細かいのでこれ以上長いとドライバーを回す回数が増えて大変です
(写真の3×10のネジは無駄になりました)
インサートはタイトボンドを付けてプラスチックハンマーで打ち込み
ねじが真っ直ぐ立つように傾きを微調整して乾燥を待ちます

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徐々に組み上げていく中、やれたパーツと塗りたてな塗装の見た目のバランスを取るために汚しを入れます
レリック加工の定番品を調べて、KIWIの靴墨(ブラウン)を用意したのですが、効果がよくわからなかったので、いつも通りコピックでウェザリング
(これまた無駄になりました)
塗装を剥がす方向にボロくするのではなく、上塗りしていくのがプラモ的ですね(?)

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ちなみに前回塗り損なった部分はネックポケットに隠れず、日焼け跡みたくなってます
フェティシズムを感じるのでこのまま残しましょう

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続けてコントール部分の仕上げ
早速余談ですがトーンつまみ(黒い方)だけクリック付きのPOTなのかと思っていたら、
でっぱりの付いたワッシャーとつまみでクリック感を出していたのですね
(初めて知りました)

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閑話休題
今回のギター製作のキモになるコントール部分です
説明すると長くなるのですが、ジャンク品から移植したままの構成だと、それぞれのピックアップにスタックタイプ(二軸二連)のボリューム250kΩ、トーン250kΩが付いており、合成抵抗値が62.5kΩと普通のギターに比べて随分と小さいためか、音の劣化(篭もり)が酷く使い物にならなかったのです

ハムバッカーも載せてますし、500kΩ+500kΩの二軸二連POTでも調達すればいいのですが、どうしても有り物で済ませたい性分ですので、暫くトーン回路をカットすることでお茶を濁しておりました
(深く掘ったザグリとトーン回路ふたつ分を無駄にしている期間)

ここで上記問題の相談役と解説をしてくれたのがお世話になっております
当ボッチブログ初めての機材友達 M氏(機材ブログ)

欲を出してジャガー特有のスイッチやトーンなど使っていない部分を有効活用すべく
「リアハム一発の配線アレンジ」も相談したところポーンとまとまったのが下記記事の回路

ハムバッカーのタップ回路 オリジナル
http://plaza.rakuten.co.jp/6msblog/diary/201602230000/

素晴らしい効果、詳しい解説はリンク先に書いてあるので、
ざっくりと大衆ウケがいいところを抜粋するなら

"低域はハムバッカーの量感を維持してシングルに相当する高域のサウンドを得られる"

7strings_jaguar_wiring diagram.png
ここに自分のプレイスタイル(かっこいい響き)と好みを反映すると
本人にしか使い勝手が良くないシグネイチャーギター化された回路が出来上がります

・通常のタップとトーン型タップの両方のサウンドを使いたい
・音の篭もりは避けたいがトーン回路も使いたい

与えられたパーツを余すことなくしゃぶり尽くした構成で大変満足でございます

本来タップされて未使用になる予定だったコイル側にトーンが付いており、
絞っていくと、ハムの太さは保ちつつ、シングルっぽいキラキラ感が現れてきます
(クリック付きのトーンなのがまた使いやすい)

マスタートーン部分も普段はオミット、使いたい時だけSWで切り替えるプリセットトーン扱いの方が使い勝手が良く、合成抵抗が低すぎて音が篭もる問題も多少は緩和されております

どちらも問題のあった元の構成に未使用だったトーン回路×2が乱入しただけのシンプルなものですが、大逆転したようにお気に入りのコントロールになりました

7strings_jaguar_616.jpg
組み上がりー!
平日夜中と土日の作業で3ヶ月くらいの製作期間でしょうか
ダラダラと不具合をアップデートしていくので区切りがつきません
記事の更新を怠ろうものならいつの間にか別物です
完成と手放しに喜べないのは現在の姿と異なるから

〜そして一年後〜

次回こそ最終回!完結編!

つづき>
「ギターをつくろう その14(完成)」
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