2019年07月28日

「Guyatone PS-009 MULTI OCTAVER(インプットジャック交換)」

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Guyatone PS-009 MULTI OCTAVER

グヤトーンのオクターバーです

3つツマミなのでボスコンと似たようなコントロールかなと思ったら、
「UPPER」というアッパーオクターブが出るツマミが付いています

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アナログ処理(たぶんダイオード)でオクターブ上を作っているようで、
綺麗にピッチシフトされた音が出るはずもなく、
汚くて歪んだファズサウンドが出ます

前情報もなく動作チェックしてたら、

「ファズかかるし壊れてるわ」

でジャンク箱行きですよ

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インプットジャックも破損していますし、
どちらにしろジャンク品には変わりありません

プラスチック樹脂ですし、経年劣化や接点復活スプレーにでもやられたということにしましょう

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アウトプットジャックふたつにもヒビが入っており、壊れるまで秒読みです
壊れたらまた記事にしますので、見なかったことにして縫合します(裏蓋を閉める)

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インプットはステレオジャックなので似たような代替品に交換しました

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無事に「知っている音」が出ました

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知る人ぞ知るくらいなエフェクターだった気がするのですが、
インターネットやSNSの普及で高騰するような気配を感じたので自分用に確保しました

「いつまでもあると思うな安価で手に入るアナログオクターバー」

〜BOSS OC-2がこんな価格で取引されるなんて思わなかった事件を受けて〜

2019年07月21日

「AMDEK CHK100 Chorus(簡単フィニッシュ)」

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AMDEK CHK100 Chorus

Roland/BOSSの関連会社とされるAMDEKのコーラスエフェクターです

そもそも半完成品キットとして販売されていたシリーズのようで、
これもどこの誰かが組み立てたものということになりますね

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コントロールは「RATE」と「DEPTH」ツマミのみ、
検品もなく、完成度は組み立てた本人に依存するためか、
ポットを固定するナットが緩んでいる状態でした

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前述の会社の関係性を考えるとBOSS CE-2との違いが気になるところですが、
ネットで拾った回路図をざっくり見比べてみると、

CE-2に

・ドライアウト追加
・電源をACA仕様からPSA仕様に変更
・電源ジャックをΦ3.5ミニプラグ用に変更

されたエフェクターのようです

CE-2の実機も所有しているのに、バラして回路の相違を確認もせず、
ネットで見つけた真偽不明の回路図から判断しているので、
皆様もこんな記事だけを鵜呑みにせず
「〜らしいよ」くらいにしておきましょう

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フットスイッチ部の耐久性が少し不安です

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プレミアも付いてませんし、
わざわざACA仕様のアダプターを用意する必要もありませんし、
(わざわざΦ3.5変換ミニプラグを用意する必要はありますし)

BOSS CE-2サウンドを気楽に手に入れたいならオススメなのではないでしょうか!

わたしはBOSS CE-2Bで済ませたい派かな〜

2019年07月14日

「Electro-Harmonix DELUXE MEMORY MAN(エフェクト音が鳴らないジャンク品です)」

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Electro-Harmonix DELUXE MEMORY MAN

エレハモのアナログディレイです
大袈裟な筐体ですし、デジタルディレイかと思ってましたがアナログな模様

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トランス内蔵でACコンセントタイプは強そうなエフェクター感があっていいですね

今回は「エフェクト音が出ない」という症状となります
電源は入りますし、ドライ音は出るのでエフェクト周りの確認といきましょう

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簡単な目視確認ではコーラス/ビブラート切替SW部の断線アリ

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基板を少し曲げてみるとエフェクトが効くようです

それでもハンダ割れを中々見つけられないもので、
自分より視力の良い妻に確認してもらったところ、

「ここのハンダが怪しい」(即答)

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「ほ、本当だ───!」

修理経験によって授かるギフト持ちかと思いましたよ

・ライジングインパクト(ハンダ割れ不良箇所が光って見える)
・シャイニングロード(基板上の信号の流れが光って見える)

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ハンダ割れを疑うなら、背が高くて頭の大きい部品かと思うのですが、
見事にマイラーコンデンサー(緑のガムみたいなやつ)の足がダメだったみたいです

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ちゃっちゃと付け直しまして

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エフェクト音、出ました

今回、使用した消耗品はハンダが数センチ程度、
フタを開けて難なく終わりましたが、
例えば鍵屋さんはじっくり時間をかけて解錠した方が有難がられるらしいですね

写真を整理して、珍しく赤丸なんて追加して、
文字数だけなら少ない記事ですが時間をかけて書いてみました!

2019年07月07日

「AKAI professional EWI3020m(バッテリー交換)」

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AKAI professional EWI3020m+EWI3020

わかりやすく(?)説明するとエレクトリック・笛です
こちらは古いタイプなので、アナログシンセの音源部とセットで使うタイプになります
(笛本体からはMIDI信号は出せません)

ジャパニーズフュージョンって感じですね

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散々言われていますが専用ケーブルが専用端子すぎるため、
断線すると音源本体と笛が正常だろうと動かすことが出来なくなる困った機材です

例に漏れず熱収縮チューブで補修されているものが付いていましたが、
予備として保管しているケーブルもあるので動作は気にせず購入

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動作確認すると本体表示に

「Replace Battery!」

と出てしまい正常な音が出ない状態です

これもEWI3020mジャンク個体の症状あるあるなので、
言われた通りにバッテリーを交換することにしましょう

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配線を外してボタン電池の取り付けられている基板にアクセスします
中央の基板を止めるネジがなかったのですが、こういうものなのでしょうか
他のネジも緩かったのでどこかで紛失されたのかしら

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元々付いていたボタン電池(BR2032)は取り外し、
今後の電池交換を容易にするためにホルダー化します

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手に入りやすさから電池は「CR2032」です

BR3032とCR3032の違いは?
(http://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/18203/)

上記リンクから問題ないと判断します

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今回は縦型ホルダーにしてみました

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バッテリーを交換したら正常動作させるにはファクトリーリセットが必要になりますので

「UP+DOWN+WRITEを押しながら電源ON」

動くようになりました
(ピッチに関してはご愛嬌)

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まともな演奏も出来ず、消費税が5%の頃から塩漬けにされていた機材ですが、
欲しい人が現れたのがこれ幸い、重い腰があがって良かったです

「もしかして壊れている○○って持ってます?」

がキッカケになって両者幸せになりたい

2019年06月30日

「FERNANDES FST-90(ジャンク品の修繕)」

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FERNANDES FST-90 ”THE FUNCTION”

リサイクルショップで発見したフェルナンデスのストラトタイプです(¥1,080)
「ネック裏まで本体と同じ色で塗装されているコピーモデルに良いものはない」という持論なのですが、
これは身にまとっているオーラが違う感じでした

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F.G.I. TECHNOLOGYアクティブピックアップと
HEAD CRASHERというフロイドローズタイプのブリッジを搭載しており、
電池の収納スペースも後加工ではない感じです

これはただの廉価版ではない雰囲気がありますね

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ストラトタイプなのに妙なところにビルトインジャックがあります

すぐに接触が悪くなるのでこのタイプのジャックは絶滅するか、
ギターメーカーは採用をやめて欲しいくらいなのですが、
こちらも例に漏れず、壊れてどうにもならなくなったようです

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ということで舟形ジャックプレートが後加工されています

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アームユニットの下にはアンカーを兼ねた補強ブロックがあります
常日頃、この部分の強度が心配だったので、こういうナイスなパーツは大歓迎です

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「ジャンク品なのに弦は張ってあるし、電池を入れれば動く個体じゃん」と思ったら
音はカリッカリでパワーも無ければ、低音も出ない状態でした

POTはアクティブPUなので25kΩ
PUからジャックへ直で配線しても改善しません

ピックアップが壊れているようです

前のオーナーはこのギターを処分する際に、
無残な姿では心が痛んだのか、手元のジャンクパーツを組み合わせ、
せめてギターの形を保ったままで手放したかったのかもしれませんね(やさしい)

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ピックアップはWashburn N2のジャンク品から取り外した「BILL LAWRENCE L-500」を使おうと思います
件のギター本体は主要なパーツを外しても購入価格と同額で売却できたので実質タダということにしましょう
(ジャンク品の再生の為、新たにピックアップを購入するのは本末転倒です)

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ピックアップの厚みの都合、ザグリ部分をトリマーで少しだけ掘ります
「ST-90」と不明だった型式のスタンプも出てきました
でも検索すると「FST-90」の方が通りが良さそうなので後者で進めます

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もう一声、ザグリを頑張ってみたらスプリングキャビティの方へ貫通してしまいました
これでアーミングアジャスターを付けられなくなりましたね

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ザグって木地が出た部分は白髪染めで黒くしておきます

「ピックアップの隙間から見える木地が気になるから塗装したい」
「でもガンダムマーカー(黒)じゃなあ〜・・・」

みたいな感じです

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ついでに指板も黒く染めてみました
油分が残っていたのか、時間が早すぎたのか、
開封してから暫く経つので劣化していたのか、
大して黒く染まりませんでした

時間が取れたらまた挑戦しましょう

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アームユニットは、HEAD CRASHER「FRT-5」という各サドルの弦高をイモネジで調整できるタイプとのこと
欠品していたネジ類やアームの受け部品は適当なものを付けておきました

このギター、全体的に他社をコピーしつつも、
一工夫の改善(?)を加えた良いプロダクトですね

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スプリングが外れやすいと思っていたら、サステインブロックの取付が逆でした

売却前に無理やりギターの形にした説が濃厚になってきます

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ネックジョイント穴を拡張してバカ穴化
(安価なギターの定番改造)

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ネックポケットにシムを挟んで、アームユニットの高さを稼ぎ、
アームアップ・ダウン可動幅を広げます

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3Dプリンタでピックアップカバーを出力しました
バルトリーニのピックアップみたいなイメージで可愛く出来たと思います

中身は適当に転がっていたフェライトタイプのジャンクPUです

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コントロールはマスターボリューム、リアPUタップSW、PUセレクターとなります

こちらも適当に転がっていたジャンク部品の寄せ集めです
一応、POTは500kΩ Aカーブをチョイスしています

PUセレクターの止めネジが見つからなかったので、
先に見つけた六角スペーサーで済ませてしまったのですが、
レバーに指も入り込まなくなって操作性がすこぶるよろしいです
ズボラだったのが功を奏して嬉しい誤算ですね

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前のオーナーさん、見てますかー?
めちゃくちゃ愛用してますよ!